大騒動
夏に戻ったと思ったら明日からはどんより寒いらしく…
人だって体調がおかしくなるのに動物はもっとつらいですね…
はなさまの先生は一昨日から19日までカナダです。
土曜日定期検診、火曜日腹水穿刺の予定で組んでいて、
結果としては予定通りだったのですが。
はじまりは木曜深夜…たぶん。
雨が弱まることなく降り続け、雨漏りが心配ななか寝たのですが、
ふと午前3時に目が覚めて床を見たら水浸し!!
あわててはなさまが寝ているマットを見たら、底面がびしょびしょ。
寝ているはなさまを起こして、一度私のベッドの上に避難、
床を拭いて、新しいマットを敷き直して寝かせ直したら今度はう〇ち!!!
深夜の大騒動、水浸しの中寝ていたこともあり
冷えてしまったのか
はなさま、気管支炎になってしまいました。
土曜日の朝、ふらっふらでぶるぶる。
寒いのかなーとおもったのですがちょうど定期検診の日。
病院までの道中抱っこしていたらすごく熱いのであー熱だな、と。
計ってもらったら39.7度。血液は、ALKP等は下がっていたものの、白血球が高め。
胆道の炎症かも、とのことで抗生物質をいただきました。
お熱は座薬を入れて一度で下がりました。
(ちなみに震えながらも食欲全開でいつもの量完食です…)
その日の夜中、げほげほ。
以前肺炎したときとはまた違うげほげほ。
肺炎のときは咳するときは起き上がってしていたのですが、だるいのか寝たままげほげほ。
気になって日曜日の朝も病院へ。
咳の動画を撮っていたので見ていただいて、
もしもし(聴診です。笑、先生は聴診のとき、はなちゃん、もーしもしさせて、と言います。笑)したら、気管がぜこぜことのこと。
気管支炎。
前日にいただいた抗生物質が効くとのことだったので継続。
(さすがに食事とトイレ以外はずっと寝てました。)
そして火曜日、予定していた腹水穿刺と、いただいていた抗生物質が切れたためか咳が出たのでそのご相談。
咳はまだ炎症が残っているそうで抗生物質を引き続き処方していただくことに。
そして腹水。
そもそも気管支炎でフラフラなので腹水抜いて大丈夫かなと思ったのですが、
大丈夫とのことで抜きました。
あ、赤い…
素人目でもいつもの濁ったピンクより明らかに赤いのがわかりました。
ただ鮮血ではないし、明らかな血ではなく、にごりワインのような色。
エコーを撮りながら抜いていたのですが先生のお見立てではおそらく、
肝臓から血液が滲み出てるのではないか、と。
一番こわいのは破裂だけど、食欲もあって、トイレも足取りしっかり。
破裂はしてなさそう。
破裂したかもしれない子の腹水の画像を見ても、はなさまのはそんなに赤くない。
いや、普段よりはもちろん赤いし出血してるのは間違いなさそうだけど…
滲み出てる場合は毛細血管だから止血剤が有効とのことで止血剤をいただきました。
破裂じゃないことにほっとしましたがにじみ出てるのだって良くない。
次から次に敵が来るなあ~
救いなのは本人は(当たり前だけど)病気に関して無関心なこと。
痛そうでもないし(気管支炎と抜いたフラフラ感はあるけど)
熟睡して、よく食べてるのでほんとにこれが救い。
まあ色々勉強して戦うのは私なので…
はなさまはゆっくり幸せに過ごしててくれればいいか。
ただこの止血剤が大騒動になりまして…
抜きながら、止血剤を処方しますという話、
破裂すると輸血が必要だけどとても難しいこと、
脅す訳じゃないけど漫画にあるような白血病の人が全身アザがでて治らない、
そんな状況になったら止血剤は有効でなく、むしろ危険ということ。
はなさまを保定しながら話を聞いていて、しかも出血、
明日から先生カナダという状況に若干動揺していて
相も変わらず話をよく聞いていなかったんでしょうね…
帰って止血剤をあげて、夜お腹をみたら500円くらいのアザが…
えっ破裂!?先生が白血病の話してたやつじゃない?!
止血剤が危険っていう…
どうしよう!!!!
夫にはもう少し続けてアザが増えたらやめる、でいいんじゃないの?
にじみ出てるんだからすぐやめるのは良くないんじゃないのと言われ…
でもどうしても不安で先生の携帯へ電話しました。20時頃。
留守番。たぶんもうカナダ行きフライトに搭乗したのでしょう。
念のためショートメールもしました。
夜中じゅう、熟睡のはなさまを横目に
腹水、止血剤、破裂、ワインレッド…いろんなワードで検索…
内科医の親戚にも電話して
「腹水に血?それ破裂してると思うんだけど…厳しいね…
止血剤は飲んで平気だと思う」
といわれたり。
生きた心地がしない夜でした。
(親戚のことばにすごくショックを受けたんですが、夫に
「いや、親戚の先生見てないじゃん…獣医さんはエコー見ながらやってたでしょ…」
と。いやはや、そうなんですけどそのときはもうその言葉が届かない…)
(びっくりするぐらい熟睡…何度も生きてるか見ちゃうw)
翌朝。
はなさまのトイレ散歩中に先生から着信が。
ショートメールの返信もありました。
今日一日様子をみて、痣が増えなければ続けて大丈夫です。
とのこと…
3回も不在着信いただいていたので、念のため折り返し。
メールを拝見した旨と、腹水を抜いたところあたりの内出血なのですとお話ししたら
「聞く限り、針を刺したことによる皮下出血な気がします」
…やっぱりかーーー安心しきれないけど、そうか…
先生に旅先なのにすみません、と謝ると
「いえいえ、大丈夫ですよ~連絡ついて良かったです~」
と…
先生めっっっっっっっちゃ優しいーーーー
ほんとうに迷惑で、不安症な飼い主でごめんなさい先生!!
でも先生が主治医でほんとうによかった…
いろんなひとに聞いて、調べて、それでも不安で、
結局先生のひとことでだいぶ落ち着いた飼い主…
あらためて診察時にちゃんとお話しを聞くことの大切さと
私の場合は冷静でいるようなつもりでもそうでないこともあるので
誰かに同席してもらうことが必要だなと実感しました(苦笑)
戻られるまでとにかく元気で頑張って、
それからこれからの戦い方を相談しようと思います。
大丈夫、まだ肝臓の薬2種類と利尿剤、心臓の薬で戦ってるんだもん。
手はいくらでもあるぞ-!
この一連の騒動のあいだ、一度も食欲落ちてません…
すごい勢いでがっついています…
もちろん今日もはなさまは相変わらず食欲もりもり!
今は先生に勧められた鶏レバーがお気に入り。
でももひとつ気になることが。
犬歯が欠けてます。いつ欠けたんだろう…
見る限り、象牙質なのですが、まあ絶対麻酔はできないので
先生が戻るまでとにかく清潔にするしかないな…
先生、戻ったらご相談したいことたくさんです…はやく戻って来て!!!!笑
いやーバタバタすぎて飼い主の心と体がだいぶぐったりですが
今日もはなさまと一緒にいられる喜びを感じながら、がんばります!
季節の変わり目、世の中のわんこもにゃんこも、チュンも、みーーーーんな
おだやかに幸せに過ごせますように!
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