ハナさまにおぼれたい

ハナさまを溺愛する飼い主のブログ。

ありがとう

10月26日の朝9時40分、
突然神様のところへ行ってしまった私をおいて
 
咳がつづいていて、病院も行ったけど食欲もあって
すこし調子はいまいちだったけど
朝、ご飯も食べて。
でも抗生物質がにがくて嫌いだから飲めなくて
口を無理矢理あけて飲ませちゃったんだよねごめんね。
効かないとつらいんだよって思って、ごめん
心配だから週末までにまたいこうかなと思って出勤した朝。
夕方、お母さんから職場に電話があって
調子がわるくて病院にいるけど、先生がみてくれて大丈夫にしてくれたから
急がなくていいけど残業はしないで病院にきてねって言われて。
なんとなく想像はついてたけど落ち着かなきゃという気持ちとでも心のなかは動揺と
ふわふわしたまま退勤しました。
着くまで、いろんなこと考えた。
 
病院に着いて、病室の奥に横になってたね。
顔をみて、調子が悪いながら見てくれて。
「どうしたのー大丈夫だよー」って声かけて。
 
お母さんに様子を聞きながら、
先生に点滴のやりかたを聞きながら
貧血で冷えた手足をにぎって
絶対に離したくないっておもってたよ
 
ほんとうに危なかったけど
先生が手を尽くしてくれて起き上がろうとしたり
奥さんが目の前に出したジャーキー食べようとしたんだってね
わらっちゃった。
 
病院にいてもできることは同じだからおうちでって
先生いってくれて、いっしょに帰ったね
車、揺れたね。
おうちに帰って点滴つないで
てんかんを繰り返してしまうから何度も強い薬を座薬で入れて。
いやだったよねごめんね
 
慣れないオムツで、手に管がついて
最近省エネで鳴かなかったけど何度か鳴いてたね
てんかんの一種かなって思ってたけど
寝返りうたせたりオムツみたら出てたり
ちゃんと「どうにかしてよー」って言ってたんだよね
 
朝ももっと早く寝返りうちたかったね
おしり綺麗にするのに夢中になってたよ
美意識高かったじゃん、尻尾の毛切ると機嫌悪くなってたもんね昔から
 
おかあさんもわたしもいるときに
きもちわるくなっちゃったね
 
ありがとうって私ちゃんと言ってたかな
おかあさんはたくさん言ってたけどわたし覚えてないよ
 
旅立った瞬間がわかって
私は気持ちを抑制してしまったのか
ものすごく冷静に、お母さんが泣いている横で
先生にご報告したり色んな手配をして
すごく薄情だね
今思えばまだあたたかいときにたくさんぎゅってしてあげればよかった
 
光晴にどうしても会わせたくて
お別れは次の日にしたよ。
でも私も一緒にいられる時間がたくさんできた
 
お空に行くとき、鎌倉の山のなかで、
秋の空に黄色や赤の葉っぱが舞ってたよ
すごくきれいだったね
一緒にみた最後の景色
 
ずっと雨がつづいてて
でも神様のところへ行く日もお空へ行く日も晴れだった
 
最初から最後まで綺麗で完璧だったね
 
もっと介護したかったな
やりたいなって思ってたおむつと寝返り
でも大変そうだなーって思ってた
1日だけしかできなかったよ
大変だーって思うまでさせてよ
 
もっとたくさんいろんなもの一緒に食べたかった
いろんな景色みたかった
 
いっしょにいたかった
 
でも大きな悪いやつ、1ヶ月っていわれたのに
1年8ヶ月も頑張ったんだよね
薬だけで頑張った子の記録越えたよ
 
でも記録なんてどうでもよかったんだよ
ただいっしょにいたかった
いっしょにいたい
 
いてくれるだけでいいよ
 
先生も何もできずなんて言わないで
もしかしたら私会えてなかったかもしれないのに
先生が一生懸命にしてくれたから
はなちゃんは私に介護と準備とありがとうの時間をくれたんです
その手助けは先生がしてくれたんです
 
おかあさんもわたしが仕事や遊びで出かけてるとき
ずっとみてくれた
悪いやつきてからは手作りのごはんたくさん作ってくれた
たいへんなことたくさんなのに
 
おとうさんも酒飲みでどうしようもないけど一緒の部屋で見ててくれた
 
熊本のおにいちゃんも、最近は全然会えてなかったけど
いつもはなのこと気にしてたよ
たくさん泣いてるよ、しっかりしてほしいよね
 
光晴もいつも病院まで連れてってくれてかわいがってくれて
自分の実家のはなちゃんもいるのに
 
ともだちも来てくれたお花もって
小さい時からかわいがってくれたね
うれしょんしたこともあるもんね
先に虹の橋にいったエリーちゃんに会えてる?
 
近所のおばちゃんも急なとき車だしてくれて
だいすきだったね
 
たくさんのだいすきなひとたちがみんなきてくれたよ
会えたかなあ
 
いまどこにいるの
どこにいったら会えるの
まだ夢でも会えてないよ
 
いつか毛皮を着替えてまたわたしのところに来てくれる?
でもやっぱり前の毛皮がすきだなあ
 
浦和まで迎えにいった2002年の6月
きょうまであっという間だったよ
たくさんおねえちゃんのわがままに付き合わせて
たくさんやだなってこともしちゃって
ごめんね
 
でもやっぱりありがとうかな
 
すべてだった
わたしの
 
読んでくださってた方達もありがとうございました。
いまはまだ書けないけど
同じ病気でなやむひと達に参考になるようにいつか書ければとおもってます。
 
上手に付き合えました。
楽しかった、大変だったけど
後悔も寂しさもあるけど
母と「私達、すごく頑張ったし結果も出せたよね」って言い合ってます
 
幸せにしてあげた自信があります
それ以上に幸せにしてもらってたんだけど
 
実感なんてわかないしわかなくていいし
会いたいしかないですが
 
いったん、おやすみします。
 
ありがとう